発音記号付きの英単語帳(英単語カード)をエクセル(Excel)で作ってみました。(中学1年生用)

total_english_英単語帳_英単語カード_中学1年生
【出来上がった英単語帳カード】

 発音記号付きの英単語カードが販売されていなかった為、自分で作りました。中学校の教科書「TOTAL ENGLISH(トータル イングリッシュ)」に出てくる英単語を記載ページも入れて、エクセル(Excel)書式で作ってみました。

単語カードとは?そのメリットは?

試験のための勉強は、試験に出ることを頭に記憶することが基本です。簡単な試験ではそれだけで合格出来てしまったりしますし、難しい試験ではそれが出来なければ、土俵にすら上がれないでしょう。

しかし、人の頭はものを忘れるように出来ています。しかも、何を覚えていて、何を覚えていないのかよく分からないのが厄介な点です。闇雲に覚えることは非効率で、労力の割には成果が上がらず、挫折しやすいものです。

そのような時に、カードを使って覚えることは大変効率的です。覚えたものと覚えていないものを分けて管理することが出来ることで、覚えられないものだけに絞った効率的な学習が可能となります。自分の頭の中に何が記憶されていて、何が記憶されていないのかが、カードによって頭の外で具現化されるのです。

「敵を知り、己を知れば百戦して危うからず。」という言葉がありますが、これは「己を知る」にあたると言えます。

試験に出ること全て把握し(敵を知り)、カードを使って自分の覚えていないところを無くせば(己を知る)、理論的には満点が取れる、と言えるでしょう。

つまり、 試験に出るところを把握した割合(敵を知る) × それを覚えた割合(己を知る) = 試験での正解の割合 なのです。

「己を知る」部分についてはカードを使えば完璧にすることが可能です。そう考えると試験のための勉強は、もはや記憶力の良し悪しとはあまり関係が無いと言えるでしょう。至って単純で粛々とやる作業でしかありません。むしろ、計画・仕組みの構築力が少し問われる気がします。本当に賢い人とは、そっちの能力に秀でた人なんでしょうね。人の記憶力なんて所詮コンピュータにはかないませんし・・・。脱線しましたが、次は作り方に移ります。

作り方

以下のエクセル(Excel)ファイルの「表」シートと「裏」シートを厚紙の表裏に印刷して、線で切って、●のところをパンチで穴を空ければ完成です。 エクセル(Excel)ファイルは至って簡単な関数で作っていますので、関数の分かる方であれば単語の追加等は容易です。

サイズはコクヨの単語カード(中 タン-101Y 3cm×6.8cm)に合わせました。なのでコクヨの市販の単語カードを買ってきて、 ご自分で単語を追加することも出来るかと思います。

子供が中学2年生になるまでに中学2年生用も作っておこうと思います。  

英単語帳カードの作り方
【表】

英単語帳カードの作り方3です。
【裏】

使い方

覚えていないもの、覚えていたけど忘れそうなもの、完璧に覚えてもの、などにカードを分けて整理すると良いです。

まとめ

単語カードを取り上げましたが、ものの覚え方自体は問題集でも似たようなやり方が出来るかと思います。

試験に出るところを把握した割合(敵を知る) × それを覚えた割合(己を知る) = 試験での正解の割合

これに尽きますね。